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Series2 自然災害などの非常時に求められる給食支援


求められる緊急時避難所のあり方

いつ起きるか分からない大地震、台風、竜巻、集中豪雨、洪水、土砂崩れなどは、時として想像を絶する甚大な被害をもたらします。
大災害の発生が危惧されたり、実際に被災したとき、多くの人々が避難を余儀なくされます。そうした場合、避難先の多くは、最寄りの公民館や学校、行政機関の建物などの公共施設や民間企業の一部などが振り当てられます。
しかし、緊急避難場所の殆どは、平時にあっての通常利用を前提として造られていますので、一時的とはいえ避難者・被災者が生活する場としては不向きであることは否めません。
例えば、着の身着のまま避難してきた人たちが、疲れ果てた身体を横たえる場所は、冷たく硬い床やコンクリート面であったりもします。

避難者・被災者に必要なあたたかな食事

さらに、もっと厳しいことは、食料の配給を待たされることです。運良く支援活動が迅速に行われ、オニギリや飲料水の配給が始まったとしても、長蛇の列にならび冷たくなった食料を辛うじて得るのがやっとというのが現実です。
避難者・被災者が肉体的、精神的にもっとも過酷な状況に置かれているときこそ、周辺施設から温かな食事を満遍なく避難者・被災者に提供することが求められます。
これに対して、多くの答えは「NO」「できない」「不可能」と返されます。
なぜなら、大規模な被害を受けた現地では、電気やガスなどのエネルギー供給が途絶え、命の最後の綱ともいえる水道すら断水状態となってしまうからです。そして、それだけではありません。被災しなかった外部からの支援物資を搬送する道路は寸断され、被災地は孤立状態になってしまうことも少なくないからです。

地震だ!

給食機能の提供・施設

大規模災害が予想されたり、また実際に罹災した地域での避難者や被災者に対しての支援施策としての給食提供は、災害に対して強く、給食機能を保持継続できる施設が必要となります。また、被災地から少し離れた非被災地にあって影響を受けない施設からの給食支援ラインの確保と選択が必要です。
非常時に機能できる給食施設とは、言い換えれば日常の給食事業を非常時でも継続できる施設ということになります。調理や食材の保管に必要な最低限のエネルギーを恒常的に確保でき、一定量の食材の備蓄もできること、さらに施設を拠点として被災地への「炊き出し」などの非常時配食手段も用意できていることが求められます。

給食機能の提供・運用

ハード面での機能保持だけでなく、運営するソフト面においての非常時におけるシフト体制も整えておかなければなりません。
ただ、そうした施設づくりには膨大なイニシャルコストが掛かると尻込みされるかも知れません。しかし、より深く考察してください。大災害が発生して必ず行わなければならない支援活動での費用も決して少ないものではありません。いつかは必ず必要となる時があることを想定し、事前の備えとして振り当てることは、決して無駄なことではないはずです。しかも、非常時における給食能力を施設に備えることは、そこが日常的に食を提供する場であり、決して災害時のみに機能させることを目的とした待機施設ではないという点がもっとも考慮されるべき重要なポイントです。

非常時の給食提供

平時給食施設にこそ望ましい非常時給食体制

日常的に使用する場を非常時にも使用する、これほど合理的な展開はありません。それができるようにするためには、既存施設においての改善が不可欠です。また、新設の構想・計画においては、ちょっとした設計の見直しが必要となります。これらの実行においては、専門コンサルタントのトータルサポートによる適切なアドバイスが、望ましい機能を有する施設づくりや導入コストの軽減化に役立ちます。

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