時々コラム

コロナ禍にあっても進まぬDX化。

    昨年末から正月後の現在、日本列島は厳しい寒波に襲われています。数十年に一度とも報じられているこの寒波、昨夏の猛暑も帳消しになるほどコロナ禍ですっかり悴んだ心身にジワリと堪えます。

    コロナ禍といえば、いま第三波の山を迎えていて、この後、感染爆発という悍ましい不安が頭をもたげます。緊急事態での自己制御を個々がどこまで実行できるか、頼みのワクチンが間に合うか、いかにも心細い限りの現状です。

    我が国は、このような際どい状況の真っ只中にありますが、こうした感染拡大を初期段階で押さえ込み、いまもその効果を堅持している国があります。それが、日本同様に海で囲まれた台湾です。
    すでにご存知の方も多いと思いますが、台湾がコロナ感染の拡大抑止に功を奏した理由のひとつとして、行政はもとより、企業や市場など経済活動においてDX(デジタルトランスフォーメーション)化が進んでいることが挙げられます。

    対して、日本の今はというと、二度目の緊急事態宣言が発出された後も、都市圏の通勤電車は満員の乗客で従来のラッシュアワー風景とあまり変わらず、繁華街の人出は多少減ったというものの、駅前交差点は多くの人々が行き交っています。
    マスク姿で黙々と歩く人からは、「テレワーク? そんなの一部だけだよ」そんな声なき声が聞こえてくるようです。

    一部の職場を除けば、多くの職場では、依然としてDX化は希薄です。従前の業務をデジタル化することは不可能という概念が定着しています。
    例えば、書類としての紙の存在を欠かすことはなく、特に押印された書類は重用されています。そのため、ワーカーたちは、書類を巡って常に実動を強いられていますが、これを電子データに置き換えようという試みはいまだ結実していません。
    また、人と人が相対することがビジネスの基本的スタンスであるという考え方においても頑なで、電話やメールで情報交換をしても、必ずどこかのタイミングで相対することが重要かつ必然であるとも確信されています。

    患者や介護対象者など相対が不可避と思われる医療従事者や介護従事者といったクリティカルワーカーであっても、デジタル技術によって従来の接触機会を最大限減らすことが可能とも言われている現在にあって「なぜ、できない?」という疑問が湧いてきます。

    理由は、設備投資への躊躇い? 旧態固執の経営体質? 色々と憶測されますが、もっとも現実的に考えられるのが、確立されてきた既存の構造(アナログだけでなく、これまでのデジタルも含めて)が、磐石と信じ込まれていることにあります。
    確かに、長い時間と労力を投じて確立されてきたものは簡単には変えられない、そう思われるのは至極当然のことだと思います。
    しかし、未曾有の世界的危機に際しては、持続可能のために変えなければならない、よりよい選択を模索していかなければならない、それが今のタイミングとして取り組むべきDX化ではないでしょうか。

    コロナウイルスによるパンデミックは、誰もが経験し得ない未知のリスクが潜んでいるということを実感させられました。そして、そうしたリスクは、いつでも何度でも起きるということも想像に難くないのです。地球温暖化による大災害、地殻変動による大地震、核戦争、巨大隕石の衝突など危機の存在は常に潜んでいます。
    リスクとの遭遇とその影響に比べたら、DXへの取り組みなどは実に身近で細やかな一歩にすぎないと言えるのではないでしょうか。
  2021/01/15


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